タイヨウのうた A Song to the Sun (2006公開)

【監督】小泉徳広
【出演】YUI、塚本高史、岸谷五朗、麻木久仁子
【物語】※ネタバレ多め
薫(YUI)は家の窓越しに、外を覗いていた。夜明け前にいつも見る、楽しみにしている光景。
サーフボードをバイクに乗せ、仲間と待ち合わせる青年、孝治(塚本)。友達と楽しそうにはしゃぎあう、その姿。
薫は日課にしていることがもう一つあった。それは路上ライブ。といっても客はいない。でも、薫はギター一つで、毎晩鎌倉駅前に行き、歌う。
そこに孝治が通りかかった。夢中で飛び出し、追いかけ自己紹介する薫。こうして2人は出会った。
路上ライブに来てくれる約束をした日。でも、いつもの公園は使えない。孝治は横浜までバイクで薫を乗せていく。薫の歌は、その夜一番の喝采を浴びた。
明け方、鎌倉まで帰った時、真実が分かった。薫はXP(日光を浴びられない)。
薫「もう会えない」
孝治「君の歌をCDにしたいんだ。」
♪“Good-bye days”
【かえる先生のコメント】
泣けます。
ミュージシャンYUIが大ブレイクする直前の映画。この映画で私も初めて知りました。その楽曲に惚れ、帰りにCDを買って帰りました。演技もすっごくいいですよ。
塚本くんもいいヤツだし、周りの人たちもすごく心優しいです。そういう温かさに満ちた感じがベースになってます。鎌倉・横浜といった舞台設定、撮影も何かいいです。難病ものでは、秀逸な映画となっています。
なお、連続テレビドラマ化されましたが、別物です。TVだけ見た方、この映画の方がお薦めです!
★★★★★
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