転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編 (2022公開)

【監督】
菊地康仁
【出演】
岡咲美保、内田雄馬、福本莉子、古川慎、豊口めぐみ、前野智昭、櫻井孝宏、富田美憂、木村昴
【物語】
大鬼族の青年は、故郷の危機に、請け負った仕事を放棄して駆け付けようとしていた。しかし、雇い主の妨害に遭い、致命傷を負わされた。
その様子を見ていたラージャ小亜国の女王トワ(福本)は、彼を助けることにした。一命を取り留めた男は、ヒイロ(内田)と名付けられ、トワに忠誠を誓うのであった。
それから月日が流れた。今や魔王となったリムル(岡咲)が統治するジュラ=テンペスト連邦国は、今日も平和。しかし、突如やって来たヒイロが、リムルの部下ゲルドに襲いかかった。
かつて故郷を襲い壊滅させたのが、ゲルドら豚頭族だったのだ。その一件を悔いていたゲルドは、抵抗せず命を差しだそうとした。しかし間一髪、ベニマル(古川)が助けに入った。
「兄者!?」
ヒイロとベニマルは、大鬼族の幼馴染み。互いに殺されていたと思っていた2人は、再会を喜ぶ。ベニマルは、故郷の壊滅の真相、そしてゲルドが今では仲間であることを説明した。
ヒイロは、ラージャ国を代表し、リムルに頼みがあってやって来たと言う。リムルは、ベニマルの幼馴染みならば、力を貸そうと答えた。
こうしてリムル一行は、ラージャ国へと旅立つのであった…
【かえる先生のコメント】
転生ものライトノベルの超人気作「転生したらスライムだった件」の劇場版。時系列では、テレビアニメシリーズの後の話となっております。従って、原作「転スラ」を知らない人には、ほとんど分からない映画となっています。
私は原作小説全巻購入、アニメシリーズ制覇しているので大いに楽しめました。いやあ、息子らとのコミュニケーションのために、この手のアニメには精通しているのですよ(#^_^#)
原作の魅力は、それぞれの個性が生きているキャラクターの豊富さ、他国との戦争と国作りという2側面での展開、ピンチが広がったところでの主人公の圧倒的な活躍です。特に主人公リムルは、多くのアニメの中で、私が今一番好きなキャラクターです。
さて映画の方は、原作には出ないリムルの腹心ベニマルの兄同然の幼馴染みの登場で、完全オリジナル展開となっています。出てきた国も初耳。この国を救うのが今回のリムルの仕事です。思いがけないキャラの登場もあって、原作勢は興奮することでしょう。
転成したらリムルになりたい…
★★★☆☆
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