THE FIGHTER (2011公開)

【監督】
デヴィッド・O・ラッセル
【出演】
マーク・ウォルバーグ、クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ、ジャック・マクギー
【物語】
労働者の町ローウェルには、かつてヒーローがいた。ディッキー(ベール)は、あのシュガー・レイ・レナードと闘い、ダウンを奪った男。陽気で世界を獲れる男を、みんなが愛した。
しかし、今は落ちぶれ、麻薬に手を出すまでに堕ちた。
ミッキー(マーク)は、そんな兄に憧れてボクサーとなった。マネージングを仕切る母親アリス(メリッサ)と、トレーナーの兄に従うばかりの男。ラスベガスの試合では、自分よりも階級が重い相手と闘わされ、サンドバッグ状態であった。
その後、ディッキーが窃盗で実刑となり監獄へ送られる。恋人のシャーリーンはこれを機に、新しい環境でボクシングに取り組むことを勧める。父もスポンサーとトレーナーを見つけてきて、ミッキーは母と兄から独立することを決意した。
連戦連勝、勢いづくミッキー。ついには世界戦の挑戦予定者との対戦までこぎつけた。
一方、監獄で、兄はミッキーの快進撃を心から喜ぶ。そして、また弟の力になろうとトレーニングを開始した。
【かえる先生のコメント】
本当にアメリカはボクシングが好きですね。ロッキー、シンデレラマン、レイジングブル、M・ベイビー、もうパターンはないかと思いきや、この作品は実話だそうで。現実にネタがあるとは、脱帽です。
さて、主役はウォルバーグなんですが、兄と母役がアカデミー助演賞を獲りました。こんな兄と母がいたら嫌だなあ~って心底思う演技です。ベールって“バットマン”ですよねえ。その面影がありません。
薬中で痩せた感じに肉体作りをしたんですね。役者魂すごいです。
それから「魔法にかけられて」の王女エイミーちゃん。ドスのきいた姉ちゃんになってしまいました(^◇^;)
★★★☆☆
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