UNSTOPPABLE (2011公開)

【監督】
トニー・スコット
【出演】
デンゼル・ワシントン クリス・パイン ロザリオ・ドーソン
【物語】
新米の車掌ウィル(クリス)は、配属先でベテランのフランク(デンゼル)とコンビになって業務を請け負った。貨物車両を運ぶ仕事だ。ウィルは、妻とのトラブルを抱えていて、今ひとつ仕事に集中できていない。フランクは、運転車両でウィルと会話をしながら、そう感じていた。
その頃、別の操車場で異変が起きていた。ブレーキホースの壊れた貨物列車777号をゆっくりと移動する際、線路の切り替えを自らしようと運転士が運転車両を降りた。手動ブレーキをかけたつもりだったが、レバーは“走行”に。次第にスピードを上げる列車にあわてて戻ろうとした運転士をふり切って、777号は暴走を始めた。
司令室で連絡を受けた操車場長のコニー(ロザリオ)は、事の大きさに震撼した。777号のスピードは時速100kmを越えてしまった。荷物の中には、危険な化学薬品が積まれている。現在、線路には社会見学の小学生が乗った車両が走っている!
一方、途中の操車場で車両を切り離すのを忘れたウィルをフランクは責める。そこに777号の暴走の連絡が来た。
「至急待避線に逃げて、衝突を避けるように」
しかし、次の待避線には、この長すぎる貨物車両は入りきらない!
暴走列車777号は、狂気のスピードで悪夢へとひた走る…
【かえる先生のコメント】
列車暴走ものです。今回は無人列車という設定。映画の序盤で早くも暴走を始めます。そのため、ほとんどが暴走シーンで、どきどきはらはらします。この撮影が、CGではなく実車を使った撮影ということで、暴走列車の重さ・迫力が感じられました。
主役がデンゼル・ワシントンですから、めっちゃ頼もしく感じますね。相棒のクリスも青さとか頼りなさが目立つ演技でよかったと思います。司令室の女性もいいですよ。この3人がだんだん力を結集していくのが好きでした。
完全実話ではないようですが、実際にあった事件を脚色したということです。その車両は8888号。
大曲がりの場所にあんな危険なものを建設するなんてダメでしょ。(^~^)
★★★☆☆
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