UNTIL DAWN (2025公開)

【監督】
デヴィッド・F・サンドバーグ
【出演】
エラ・ルービン、マイケル・チミノ、オデッサ・アジオン、ユ・ジヨン、ベルモント・カメリ、マイア・ミッチェル、ピーター・ストーメア
【物語】
失踪した姉を探すクローバー(エラ)。協力してくれたのは次の4人。
マックス(マイケル)‥おどおどした感じの、クローバーの元彼。
ミーガン(ユ)‥マックスの義妹でアジア系。霊能力らしきものをもつ。
ニーナ(オデッサ)‥チリチリ髪。マックスの幼なじみ。
エイブ(ベルモント)‥兄貴肌。ニーナの彼氏。
姉が送った動画に映っていたガソリンスタンドを見つけたクローバーが、店主に尋ねると、「そういう失踪者の話はよく聞く。グロア・バレーでな‥」と情報を手に入れた。
早速、車で森の奥深くに向かうと、嵐に遭う。しかし、突然そこだけ雨が降っていない場所に出た。そこには、山荘があった。
中に入ると、そこは観光案内所だった。来訪者ノートを見つけ書き込んだニーナは、そこにクローバーの姉の署名を見つけた。どうやら、ここがグロア・バレーのようだ。
エイブも山荘を探索すると、何十枚もの失踪者ポスターを見つけた。その中にはクローバーの姉のものもあった。
クローバーは、森の中に姉の影を見付けて追いかけていった。それを心配したマックスも森の中へ。しかし、姉は見つからず山荘に戻った。
しばらくして、外に気配を感じたエイブは、車が誰かに乗っ取られていることに気付き、ニーナと共に警戒する。
また地下室から聞こえる物音に、クローバーら残りの3人は地下室へと向かった。
が、突如ツルハシをもった仮面の男が現れた!5人は惨殺された‥
はっと気付くと、5人は生きていた。皆自分が殺された記憶をもっている。一体、何が!?

【かえる先生のコメント】
R18指定のホラー映画ということで、覚悟して観に行きましたが、そこまで怖くなかったかなあ。最近家でホラー映画鑑賞を多めにしていたので、耐性がついたのか(^-^)
タイムループもので、何度も全滅します。それは予告通り。ただ、よくあるタイムループだと同じ出来事を繰り返すことで対策が緻密になるのですが、今作は、繰り返すごとにパターンが違って、死に戻りがただの苦痛でしかありません。(>_<。)
また、怖い映画の要素がてんこ盛りです。“13金”のような殺人鬼やら、“28日後”のようなゾンビやら、魔女やら‥。ホラー映画のいろんなテイストを楽しめます☆
盛り沢山にしたいために、制作者がタイムループさせているのではと、勘ぐりました。
予告で見た頬に虫がいるシーンを楽しみにしていましたが、それはちょっと肩すかしの扱いで残念。とにかく中盤までは、音とか突然出現とか、ビックリさせられます。でも、全員死ぬのが確定していることで逆に怖さを感じない?それは私だけの感想かなあ。
どのループで助かるのか分からないように作ると、もっと冷や汗をかけたかなあと思いました。
さて、本作はゲーム「アンティル・ドーン 惨劇の山荘」の映画化だそうです。制作テロップもSONYプレイステーションでした。こちらは、死に戻るごとにヒントが増えていくのでしょうか?やったことないので、ちょっと興味が出ました。
★★★☆☆
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