THE ELEPHANT MAN (1981公開)

【監督】
デヴィッド・リンチ
【出演】
ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンス、アン・バンクロフト、ジョン・ギールグッド
【物語】
19世紀のロンドン。外科医のトリーブス(アンソニー)は、見せ物小屋で“象人間”と呼ばれる青年を見つけた。学術的な興味をもち、見せ物小屋の主人から、その青年を譲り受けた。
この青年の名はジョン・メリック(ジョン)。頭蓋骨が異形に肥大化し、皮膚は腫瘍で腫れ、右腕は効かず、明瞭に発声することができなかった。やがて、トリーブスは、知能も低いと思っていたメリックが、聖書を読み、詩を暗唱する姿を見て,メリックの本当の姿を知った。
やっと“人”として接してもらえるようになったメリック。しかし、見せ物小屋の主人が、商売になるメリックを密かに連れ出してしまう。
【かえる先生のコメント】
実話ということで、重い気持ちになって観た映画でした。
“象人間”の姿が、ズタ袋をかぶる姿のみ紹介されていて、どんな姿か見てみたいという気持ちで映画館に行った自分が、見せ物小屋に見に行く民衆と同じだということに気づき、重い気持ちになって帰りました。
実話のため、本当のジョン・メリックさんの写真も残っています。書物等で確認することができます。
死んでもなお、“見せ物”なことに複雑な思いを持ちました。
★★☆☆☆
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