ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

HARRY POTTER & The Prisoner of Azkaban (2004公開)

【監督】
 アルフォンソ・キュアロン
【出演】
 ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ゲイリー・オールドマン、デヴィッド・シューリス、ティモシー・スポール  

【物語】
 13歳の夏休み、居心地の悪いダーズリー家で過ごしていたハリーは、伯母さんの嫌がらせに耐えきれず、魔法を使って仕返しをしてしまった。校外で魔法を使うことを禁止されているハリーは、家を飛び出し、途方に暮れる。

 そこで魔法省の大臣ファッジと出合った。ファッジはなぜかハリーをとがめず、この居酒屋で新学期まで過ごすように指示した。

 実は、監獄アズカバンから、シリウス・ブラックが脱走したのだ。シリウスは、ヴォルデモートをハリーの両親殺害へと導いた男だった。ハリーたちホグワーツの生徒を守るため、魔法学校には“吸魂鬼”が警備についた。

 新学期が始まった。“闇の魔術の防衛術”の教師はリーマス。ハリーの父とは親友だった。リーマスは何かとハリーを気にかけ、“守護霊の呪文”の手ほどきをしてくれた。

 そんな学園生活を過ごすハリーの元へ、シリウスはいつかやってくるであろう… 
   

【かえる先生のコメント】
 パート3までの中で、今作が一番気に入ってます。ハーマイオニーの授業の謎、リーマス先生とシリウスの謎、そして忍びの地図と、いくつかの伏線を張って、最後に一気に解明するという展開が、とてもよくできていました。

 魔法学校の楽しさあり、ハリーの特訓あり、幻獣ありと、いろいろな見所も満載でした。ハリーを愛する大人たちの思いも描かれていて、じんとくる場面も好きです。

★★★★☆


コメント