THE PINK PANTHER STRIKES AGAIN (1979公開)

【監督】
ブレイク・エドワーズ
【出演】
ピーター・セラーズ、ハーバート・ロム、レスリー・アン・ダウン、バート・クォーク、コリン・ブレイクリー、レナード・ロシター
【物語】
元パリ警察主任警部のドレフュス(ハーバート)は、もうすぐ精神病院から退院ができそうだった。
部下のクルーゾー警部(ピーター)のクレイジーな捜査活動に身も心もぼろぼろにされ、精神をおかしくしてしまって3年の月日が流れたのだ。
しかし、見舞いに訪れたクルーゾー警部が、病院の庭でふざけて打ったクリケットの球がドレフュスの額に命中。またまたおかしくなったドレフュスであった。
アパートに戻ったクルーゾー警部は、今日も中国人召使い(バート)と、妙な空手の修行。
そんな折、世界中の凶悪犯罪者が一斉に姿を消す事件が起こった。世界の警察組織が協力体制をしく中、パリ警察から派遣されたのは、もちろんクルーゾー警部だ。
【かえる先生のコメント】
パロディとギャグの映画です。007シリーズからのパロディが多いです。
ピーター・セラーズ扮するクルーゾー警部は、あまりしゃべらず、本人は真面目に行動しているのに、何かずれているという芸風で、「ミスター・ビーン」の元祖のような感じです。
知っている人は多いと思いますが、元々ピンク・パンサーとは、第1作で狙われた“ピンク色のダイヤモンド”です。この作品には、もうそのダイヤは登場しません。
ピンクの豹はオープニングアニメに出てくる存在でした。今もなおキャラクターは愛されているようですね。
「ピンク・パンサー」シリーズでは、この作品が一番人気があったと思いますので、初めてチェックするのにいいかもしれません。
後は、後世に残ったテーマ曲も有名ですね。
★★★☆☆
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