アメリカン・ギャングスター

AMERICAN GANGSTER (2008公開)

【監督】
 リドリー・スコット
【出演】
 デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディングJr、ジョシュ・ブローリン、テッド・レヴィン

【物語】
 60年代のニューヨーク。黒人ギャングのボス、バンピーが死んだ。

 お抱え運転手だったフランク(デンゼル)は、これを機に独立し、家族とともに新しいギャング団を組織した。
 東南アジアから麻薬を安い値段で手に入れるルートを開拓し、そのヘロインは“ブルー・マジック”と呼ばれ、ガンガン売れた。
 ビジネスの成功を確信したフランクは、豪邸を手に入れ、母親たちを呼んで住まわせた。

 ニュージャージーの刑事であるリッチー(ラッセル)は、ブルー・マジックを扱う麻薬犯罪組織潰滅を託され、わいろに汚れていない刑事たちを集めて、チームを結成した。

 ボクシングの世界戦を観戦していたフランクに目をつけたリッチーは、フランクの成り上がりぶりから、今後、彼をマークすることを決めた。
 同じく刑事のトルーポ(ジョシュ)も、フランクに目をつけた。しかしトルーポはフランクに近寄り、わいろを要求するのだった。

 麻薬組織潰滅は成るのか?

【かえる先生のコメント】
 1年前に公開された「ディパーテッド」はフィクションなので、スリルとサスペンスに満ちたマフィアものでした。
 本作品はノンフィクションのようですから、展開やアクションの派手さはありません。

 マフィアのトップに上り詰める過程や、警察組織の内幕なども見た気がします。想像よりも 淡々と進む中、それでも何か惹きつけられるものがある映画でした。これはラッセルとデンゼルの演技力でしょうか。エンドロールでの後日談の紹介もぜひ見てください。

★★★☆☆


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