MISSION MANGAL (2021公開)

【監督】
ジャガン・シャクティ
【出演】
アクシャイ・クマール、ヴィディヤー・バーラン、タープシー・パンヌ、ソーナークシー・シンハー
【物語】
一家の要として忙しく家事をするタラ(ヴィデヤー)は、インド宇宙研究機関の職員でもある。2010年、月探査ロケットGSLVの打上げスタッフとして参加したが、自分の判断ミスで打上げは失敗した。
タラは打上げ責任者のラケーシュ(アクシャイ)に謝罪するが、ラケーシュは全て自分の責任だと、一切彼女を責めなかった。
しかし、宇宙委員会で、月計画は新しくNASAから招いた科学者へと交代し、ラケーシュは2022年火星探査のミッションへと回された。このミッションは膨大な予算を必要とし実現はほぼ不可能。ラケーシュは事実上の退職勧告を受けたも同然だった。
ラケーシュは「自分には宇宙と科学が全て」と退職せず、廃墟同然の火星計画オフィスに居を移した。
その頃、自責の念にかられ過ごしていたタラは、米国の火星計画のニュースと我が家の朝食の揚げパンから閃きを得た。
すぐにラケーシュの元へ駆けつけ、「本気で火星を目指しましょう、GSLVで!」と進言する。「あれは月までしか行けないロケットじゃないか」とラケーシュは取り合わないが、タラのアイデアを聞き目を輝かせる。
2人は、月ミッションの会議に乗り込み「2年で計画は実行できる」とそのアイデアを披露する。が、「アメリカやロシアでさえ火星探査は何度も失敗している。無理だ」と断られる。しかし、ラケーシュは「それを一発でインドが為し得たら?」と食い下がる。
こうしてこのアイデアに乗ったインド宇宙委員会、しかし集められたスタッフは経験不足の若手や窓際族たち。果たして火星ミッションは成功するのか?

【かえる先生のコメント】
インドという国に脱帽。これ実話なんだ!?
脚色はあるにしろ、アジア初火星探査ロケット成功。ほとんどインド独自の技術で一発成功。そして多くの女性が主要部門で活躍。さらに低コスト、短期間開発と、信じられないサクセスストーリーです。2013~14年の出来事だそうですが、全く知りませんでした(‥;)
物語は、アイデアを思いついた女性とそのチーフを中心に展開していきます。チーフを演じたのは「パッドマン」の人。そっちの映画もお薦めですが、本作では周りの女性の活躍をサポートする立ち位置でした。
他のスタッフもいろいろ事情を抱えていて個性的でした。1人1人のエピソードが面白いけれどやや短いので、連続ドラマでそれぞれをもっと深掘りしたのを見てみたくなりました。
このミッションの一番の課題はコスト削減。いろんな反対の声があり、予算を回して貰えなかったんですね。それを家庭節約術で打破するところが実に面白い。こういった科学者の発想力とか根気力とか凄いですね。そういう人たちのおかげで自分も恩恵を受けているのだと思うと、リスペクトします(^○^)
※お家鑑賞(評価なし)※


コメント