THE KILLING FIELDS (1985公開)

【監督】
ローランド・ジョフィ
【出演】
サム・ウォーターストン、ハイン・S・ニョール、ジョン・マルコヴィッチ、ジュリアン・サンズ、スポルディング・グレイ、クレイグ・T・ネルソン
【物語】
NYタイムズの記者シドニー(サム)が、特派員としてカンボジアに派遣されたのは1973年。
アメリカを後ろ盾にするロン・ノル政権と、反米を掲げた革命軍“赤いクメール”との争いが表面化したころであった。
空港では通訳兼ガイドのカンボジア人、ディス・プラン(ハイン)が出迎えてくれた。
アメリカが武器を供給している事実をつかむため、国外退去命令を無視して取材を続けていたシドニーたちだったが、戦争は激化し、プノンペンは“殺戮の原野”と化していた。
病院の取材を終えたシドニーらを、赤いクメールの兵士が取り囲んだ。死刑の危機が迫るも、ディス・プランのおかげで窮地を脱したシドニー。
フランス大使館に逃げ込んだシドニーだったが、カンボジア人のディス・プランは国外へ脱出することは叶わないことが判明した。
シドニーは、命の恩人であるディス・プランを救えるのか…
【かえる先生のコメント】
ベトナム戦争以上の惨状も伝えられるカンボジア内戦で起きた事実をもとにした話です。
主役のシドニーは実在し、この体験を発表してピューリッツァ賞を受賞しています。この人と友情を育むカンボジア人の役は、亡命カンボジア人からオーディションで選ばれた医師のハイン氏。演技は初めてながら、アカデミー助演男優賞を受賞しました。
また、ジョン・マルコヴィッチがカメラマン役で映画初出演をしています。
製作はデヴィッド・パットナム。イギリス人で、「小さな恋のメロディ」や「ミッドナイト・エクスプレス」に「炎のランナー」をプロデュースしている人です。
血なまぐさい戦争映画を想像しそうですが、上記3作品のような、抑制のきいた、心に静かに響くタイプの映画でした。
★★★☆☆



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