ア・フュー・グッドメン

A FEW GOOD MEN(1993公開)

【監督】
 ロブ・ライナー
【出演】
 トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、デミ・ムーア、ケヴィン・ベーコン、キーファー・サザーランド

【物語】
 キューバの米軍基地で、暴行殺人事件が起きた。被疑者は同じ部隊の2人。

 海軍法務官のギャロウェイ少佐(デミ)は本部に出向き、「恐らくコードRと思います」と被疑者の弁護人を引き受けたいと申し出たが却下された。

 弁護人に指名されたのはキャフィ中尉(トム)。サポートのサム中尉と共にギャロウェイに事件の概要を聞きに行った。
 「被害者サンティアゴ一等兵は、自分の転属のためドーソン上等兵の違法発砲を告発すると表明したところ、ドーソンとダウニー一等兵が制裁を加え殺した」と聞いたキャフィは、「じゃあ12年だね」とあっさり片付けようとする。呆れたギャロウェイは、キューバに行ききちんと調査するように言いつけた。

~事件前にさかのぼる~

 キューバ基地司令官のジェセップ大佐(ニコルソン)は、訓練にまともについていけないサンティアゴが、転属願いの手紙をあちこちに出したことと違法発砲をでっちあげたことに激怒していた。マシュー副司令官は転属させた方がいいと進言したが、ジェセップは一人前に育てることが国家のためだと言い張った。

~再び現在~

 ギャロウェイは、仕事そっちのけで野球の練習をするキャフィに苛立つ。「あなたは司法長官の息子でハーバード大学から海軍に来た。どうせ3年もしたら辞めていくんでしょ?コードRも知らないあなたに、この事件は扱えない」とまくし立てた。

 キャフィは被疑者2人と面会。コードRについて尋ねると「規律の遵守、道をはずした隊員に指導教育することです」と答えを得た。また転属願いについては、「まず上官である自分に申し出てきちんと手続きをふむべき」。違法発砲については「敵側が交戦態勢をとった」。「殺す気はなかった。隊規を守るように指導した結果だ」という主張であった。

 その後、検察官であるロス大尉(ベーコン)が来て「求刑20年だ」と言うが、キャフィの「コードRの件は?」という言葉に「12年で手を打とう、だが、君はケンドリック中尉(キーファー)が部下にサンティアゴに手を出すなと命令してたのを知らないだろう」と言って去って行った。

 いよいよ、舞台はキューバへ。

【かえる先生のコメント】
 法廷で巧みな弁舌を魅せるトム様が見られる軍事裁判劇。

 黒幕は序盤ではっきりと分かるのですがジャック・ニコルソン。手強そう。基地の絶対的支配者で逆らう者は許さないタイプという、ぴったりの役です。

 これに対峙するトム様は、裁判前に検察とちゃっかり手打ちするのが得意で実際の裁判経験はないという役柄。今回もそのはずでしたが、被疑者が「軍の命令に従っただけで自分は無実」と、軽い罪で乗り切ることを拒否するんです。
 その検察側がケヴィン・ベーコンで、2人の舌戦が面白いです。

 また、サポート役の同僚とデミ・ムーアの3人のチームで弁護をするのですが、この3人の関係の描写も見所の一つです。ただしデミなんだけど、ロマンス要素はほぼないので、そこは期待しないことです。

 証拠は全てもみ消され打つ手が無いトム様が、どのように反撃するかお楽しみに。

※お家鑑賞(評価なし)※


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