CHHICHHORE (2020公開)

【監督】
ニテーシュ・ティワーリー
【出演】
スシャント・シン・ラージプート、シュラッダー・カプール、ヴァルン・シャルマ、プラティーク・バッバル
【物語】
ボンベイ工科大学の学生寮。アニ(スシャント)の寮は夜中に水かけ合戦を始めるような負け犬寮だった。
そのアニも今や父親。息子のラーガヴも同じ大学に受験する。何かと心配性な息子は合格発表を前に落ち着かない。アニは「大丈夫、合格したらシャンパンを開けよう」と太鼓判を押し、離縁した母マヤ(シュラッダー)は「合格してもしなくてもいいのよ」と安心させていた。
そして発表の日。臆病なラーガヴは友達のマンションにいた。怖くて見られないと友達にネットで発表を見てもらうが、不合格だった。絶望したラーガヴは飛び降り、脳挫傷の重傷を負い意識不明の危篤状態になってしまった。
連絡を受け病院に駆けつけたアニは、マヤから「あなたがプレッシャーをかけすぎたから」と責められる。医師には「この子に必要なのは生きる気力だが、残念ながらそれが足りない」と言われてしまう。
何がいけなかったか、自問自答を繰り返すアニ。「彼は負け犬の烙印を押されたと泣いていた」と、その場にいた友達に聞かされたことを思い返す。そうだ、自分も負け犬だった。
翌日、アニは自分の負け犬話を昏睡状態の息子に聞かせ始める。すると、意識を取り戻したラーガヴは「負け犬って本当?」とつぶやいた。しかし容体は依然危険なままであった。
アニは、卒業以来会っていない寮の仲間を呼び、本当に負け犬だったことを息子に信じさせようと考えた。
果たして、あの頃の親友は病院までやって来てくれるであろうか…

【かえる先生のコメント】
親友はやってきます(^○^)原題は「不良学生」という意味で、父親の大学時代のエピソードがメインとなり、それに現在の危篤状態の息子の話が絡んでくるという展開です。
インドの学園ものの映画はいくつか見ましたが外れがないですね。笑えてホロリときて、過去と現在の繋がりに心満たされるところが好きです。
親友のキャラも、エロ男、暴言男、マザコンなどと定番ですが面白いので構いません。皆同じ寮の仲間で絆を深めていきます。この寮がなぜか問題児寮のようで、他の寮から「負け犬」呼ばわりされていて、ナンバー1の寮と争う展開が終盤に待っております。
いくつかの種目の総合点でその年のナンバー1寮が決まるらしく、10つの寮で競い合います。負け犬寮が、まあまあ問題のある手段で勝ちを得ていて、それまた面白い。また、種目がインドっぽくカバディやクリケットなどもあって文化の勉強になります。
大学時代の仲間とかなり仲良く過ごしたけれど、就職してお互い忙しくなるとなかなか会うこともなくなり、疎遠になるのも仕方ないですね。なかなか相手の状況知らないと誘いにくいしね。本作は、仲間の不幸で駆けつけたわけですが、自分もそうありたいと思いました。
後は、受験失敗の自殺について。自分の頃は毎年かなりありましたね。私の市では、公立高校落ちると人生終わりみたいな時代でした。なので、本作の息子のような追い込まれ方は理解できます。今は私学もいろいろできてそれぞれ特色があって楽しそうに見えるので、昔のような絶望感は無さそうです。良い時代になりました。
※お家鑑賞(評価なし)※


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