踊る大捜査線 THE MOVIE （１９９８公開）
【監督】
本広克行
【出演】
織田裕二、柳葉敏郎、 深津絵理、水野美紀、いかりや長介、小泉今日子、 ユースケ・サンタマリア、北村総一朗
【物語】
川に遺棄された男の死体が発見された。お腹にはクマのぬいぐるみ。湾岸署内で猟奇殺人事件が発生した。
時を同じくして、警察署参事官の室井（柳葉）たち本庁の捜査員が、たくさん湾岸署に詰めかけた。捜査会議の末席に出た青島刑事（織田）は、吉田副総監が誘拐され極秘に捜査が始まっていることを知った。
張り切る青島だが、所轄は何もするなと言われ腐る。それでも真下刑事（ユースケ）がネットから得た情報をもとに、猟奇殺人事件の捜査に取り組む。そして、被害者がよくアクセスしていた仮想殺人のホームページの開発者との接触を図る。
一方、捜査一課は身代金引き渡しに失敗し、室井は苦境に立たされる。副総監誘拐事件は、公開捜査となり、所轄の青島たちも検問などで手伝うこととなった。
湾岸署最悪の３日間。事件はどう解決していくのか…
【かえる先生のコメント】
TVシリーズ「踊る大捜査線」のファンなら納得の、素晴らしい出来の映画第１作です。
冒頭のゴルフシーンからコメディ全開、と思いきや警察の上下関係ゆえの葛藤。シリアスな展開。と、一つのジャンルにはまらない面白さがあります。
「事件は会議室で起きているんじゃない！」の名台詞は心に残ります。が、その後のお笑いでの多用で色あせました（Ｔ＿Ｔ）
好きなキャラはやはり、織田裕二。職場は違えど、似た立場で共感できます。ラストの敬礼シーンに泣けました。室井さんとの関係も大好きです。自分のカラオケの持ち歌も「LOVESOMEBODY」です♪
この映画第１作で、“踊るシリーズ”が終了したら、伝説の作品となったと思います。
★★★★☆
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