MASTERS OF THE UNIVERSE (2026公開)

【監督】
トラヴィス・ナイト
【出演】
ニコラス・ガリツィン、カミラ・メンデス、イドリス・エルバ、モリーナ・バッカリン、アリソン・ブリー、ジャレッド・レト
【物語】
「10歳の頃、惑星エターニアの王子として育ち、日々憲兵隊で修行をしていたんだ。でも皆より小さくて力もなくて、ダンカン将軍(イドリス)や姉弟子ティーラ(カミラ)にしごかれた。父には期待外れのような目で見られて辛かった。
そんなとき、髑髏顔のスケルター(ジャレッド)に国が襲われ、皆は僕を守って逃がしてくれた。いつか戻るときに必要だと“力の剣”を渡されて。でも地球に来る途中に剣を落として無くしてしまったんだ。それが15年前の話」
と身の上話をするアダム(ニコラス)。
マッチングアプリの初顔合わせでそんな話をされた女性は、さっさとその場を去った。シェアハウスに戻ってその話をしたら友人に呆れられた。でも、アダムは無くした剣を探すため、今日もネットで情報提供を呼び掛けるのだった。
人材派遣会社で働くアダムは、仕事中も剣の行方をネットで探す。そんな彼に社長は「仕事に集中するか、その剣を探すかはっきり自分の人生を決めなさい」と言う。
その説教の最中飛び込んできた剣の情報にアダムは会社を後にする。やって来たのは、ホビーショップ。等身大フィギュアが持っているのが、探していた剣だった。アダムはそれを無理矢理奪い家に持ち帰った。
早速警察が来て、窃盗容疑で逮捕。警察署に連れて行かれる途中、何やら騒ぎが!ゴリラのようなモンスターが街を襲っている!そしてそのモンスターの狙いはアダムだった。
絶体絶命のピンチに現れたのは、ティーラだった!

【かえる先生のコメント】
観に行こうか迷っていましたが、一部評判がいいので鑑賞してきました。ハマる人ハマらない人に分かれそうですが、私は楽しめました(^O^)
いかにも子供向けでちゃちな作りの映像。今時半裸のマッスル主人公。予告だとそんな印象ですが、これがコメディとファンタジーヒーローものの絶妙な取り合わせで、鑑賞中何回も吹き出したし、飽きることなく没入できました。会話が楽しいので吹き替え版がお薦めです。
例えば、敵のボスが目的を果たし高笑いするんですが、そのままシーンが移り変わらず、微妙な空気感となり、ボスが「何を次の言葉に期待してるんだ!高笑いしたら終わりだって~の!」と叫ぶとか、いかにも強そうなロボットが家事専用に使われぼやくとか、絶対忠義に厚いと思われたトラが主人公にそっけないとか、登場人物それぞれがいい味を出してます。
そしてイケメンの主人公。王道の熱血漢ではなく、地球では不思議くん、エターニアでは弱虫扱いです。ラストになって自らの二つ名を“ヒーマン”と名乗ると、仲間にはあ?と言われるなど、何か新しいヒーロー像で面白かった。
また姉弟子の女優が、すごくシャキッとしていて格好良い。今後も売れて欲しい。
後は音楽が良かったですね。耳に残るテーマで気に入ったし、クイーンっぽいサウンドで盛り上げてくれました♪
さて、本作はアメリカのフィギュアトイから派生した作品だそうで、アニメ化や映画化もされたコンテンツです。私は全く知りませんでしたが、鑑賞する上で何の支障もなかったです。
多分、昭和の中学生男子あたりに受けそうな作品です。令和の子にはどうだろう?
★★★★☆


コメント