Der ganz große Traum (2012公開)

【監督】
セバスチャン・グロブラー
【出演】
ダニエル・ブリュール、ブルクハルト・クラウスナー、ユストゥス・フォン・ドーナニー、カトリン・フォン・シュタインブルク
【物語】
1870年初頭、帝国主義国家として領土を広げていたドイツの名門校に1人の教師がやってきた。
彼の名はコッホ(ダニエル)。イギリスに4年間留学し、ドイツ初の英語教師として赴任したのだ。
受け持ったクラスの生徒はイギリスを蔑視していて、級長のフェリックスが扇動し、英語を学ぶことが何の役に立つのかと反抗した。フェリックスは労働者階級の同級生ヨストもいじめ抜き、退学に追い込もうとしていることをコッホはすぐに見抜いた。
コッホは、あるアイデアを思いつき、生徒を体育館へと誘った。そこで彼の取り出したのは、今まで生徒が見たことのない小さなボールだった。コッホは、サッカーをやりながら英語を教えようと考えたのだ。
「to forward! to back !」
生徒はみるみるサッカーに夢中になった。
しかし、他の教師や学校の後援会長はこれを知り,ドイツの美徳である秩序を乱すスポーツだとして、コッホを糾弾するのであった…
【かえる先生のコメント】
ドイツサッカーの父と呼ばれるコッホをモデルにし脚色したドイツ映画です。
体育といえば、集団行動と器械体操が中心であったという当時のドイツ。初めて体験したサッカーにすぐに夢中になり順応できたのは、サッカーというスポーツの素晴らしさを物語っています。
秩序と規律を重んじるドイツに、自分の意思が尊重されるサッカーを受け入れられないという時代背景も興味深いものでした。確かに、サッカー好きになった生徒は反抗心(=自立)を持ち、時には敬意まで失ってしまいました。
そんな生徒に、サッカーでまず大切なのは“フェアプレー”だと説き続けたコッホ先生は素晴らしい。
そして校長もいい。コッホの革新的なやり方を理解し、ひょうひょうとコッホを守る姿は上司の鑑です。
ロビン・ウィリアムス主演の「いまを生きる」が好きな人、ドイツサッカーが好きな人、教育者のいい映画を見たい人にはお薦めです。
★★★★☆



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