SCREAM (1997公開)

【監督】
ウェス・クレイヴン
【出演】
ネーヴ・キャンベル、デヴィッド・アークエット、コートニー・コックス、スキート・ウールリッチ、マシュー・リラード、ドリュー・バリモア
【物語】
ある夜、留守番をしていた女子高生ケイシー(ドリュー)は、間違い電話を取った。その男とホラー映画の話をしているうちに、相手の態度が豹変。「今君を見ている」の言葉に怯えたケイシーは電話を切ろうとするが、「窓の外を見ろ、お前の彼氏がどうなってるかな?」と言われ外を見ると…
ここはカリフォルニア州の田舎町ウッズボロー。寝ようとしていたシドニー(ネーヴ)は窓から忍び込んできた彼氏ビリー(スキート)とキスを交わすが、それ以上はお預け。
翌日ウッズボロー高校に登校するとマスコミが沢山来ていた。昨夜本校の男女が惨殺されたらしい。警察は学校の職員や生徒全てに聞き取りを行った。
1年前母が暴行の上殺害されたシドニーは、父の出張もあって一人きりで不安でいっぱい。友達のテイタムの家に泊まれるように頼んだが、迎えに行くのが遅れると電話が入った。
そのすぐ後にかかってきた電話を取ると「やあシドニー。誰だと思う?ホラー映画は好きかい?」と話し出す。シドニーは、同級生のランディだと思って話に乗る。
しかし、電話の主は自分は玄関にいると言い、確かめると覆面の男が襲いかかってきた。自分の部屋に逃げ込み、インターネットで警察を呼んだとき、窓からビリーが入ってきた。安心したのも束の間、ビリーの服から携帯電話が落ちた。
逃げるシドニー。駆けつけた警官によってビリーは逮捕された。果たして本当に殺人犯は彼氏なのか…?

【かえる先生のコメント】
80年代に特撮技術の腕を競い合いホラー映画が量産されたけれど、その反動でホラーは終わった感が出てしまいました。それを一気に取り戻したとされる傑作ホラーです。
これまでのホラー映画の定型パターンを物語の中であからさまにし、それを利用して崩すという面白みがあります。登場人物の会話に出てきたホラー映画は、13金、ハロウィン、エルム街、氷の微笑、プロムナイト、死霊のはらわた、ヘルレイザー、羊たちの沈黙、サイコと、ずらりと名作が並びます。
犯人は後にゴーストフェイスと名付けられました。この正体がなかなか分からないのが見所ですが、この犯人仕事が雑。絶対に現場検証で犯人とばれるような痕跡を数々残すし、襲うたびに反撃されてモンスター感が薄い。けれど、作品自体がホラーをおちょくっているので、気にならないわけですね。
主な登場人物は高校生。こいつらのモラルが酷すぎます。同級生の死を痛まないし、母が殺されたヒロインに「病んでる」と悪態をつく。彼氏の友達は一番下劣。犯人が見つからず休校になると即パーティー。校長が殺されたと聞くと野次馬となって見に行く、などなど。後、女子トイレが汚い。
それからマスコミもひどい。被害者にずけずけと切り込むし、自分の功績しか考えてない。そのレポーターの女が、続編にも登場する重要キャラとなっていきます(^_^;
どいつもこいつもおかしい中、ヒロインだけがまともって感じですね。続編ほぼ全てに登場することになります。いやあ、次は誰に襲われるんだ?
新しいホラー感があって良作でした。しかし、アメリカの高校には行きたくない…
※お家鑑賞(評価なし)※


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