キャリー

CARRIE (2013公開)

【監督】
 キンバリー・ピアース
【出演】
 クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディ・グリア、ポーシャ・ダブルデイ、ガブリエラ・ワイルド、アンセル・エルゴート  

【物語】
 女子高生キャリー・ホワイト(クロエ)。
 体育の水球の授業では、みんなの輪に入れずポツンとしていた。先生の声かけでゲームに加わるも、どこかぎこちない。

 授業後のシャワー室。一人離れた場所でシャワーを浴びていたキャリーだったが、突然内股から流れる血に悲鳴をあげた。そう、キャリーは知らなかったのだ。
 あきれて面白がる同級生たち。生理用品を投げつけ、嘲笑を浴びせた。

 先生の助けで別室に行ったキャリーは、説明を受けて落ち着きを見せたが、母親に迎えに来てもらうという教師の言葉に、また落ち着きをなくし震えていた。

 母マーガレット(ジュリアン)は、家に連れ帰ったキャリーを叱責し、クローゼットに閉じこめた。「祈りなさい。神に許しを請いなさい」と。

 学校ではキャリーへのいじめを問題視し、デジャルダン先生(ジュディ)は体育のクラスの女子に罰を与える。これに反発するクリス(ポーシャ)と、キャリーに対し後悔の念を持つスー(ガブリエラ)。2人は対立することとなった。

 その頃、キャリーは自分の秘めた力に気付き始めていた…

【かえる先生のコメント】
 「エクソシスト」、「サスペリア」、「オーメン」、そして「キャリー」。70年代に席巻したホラーブームの四天王と言えます。

 この中でも「キャリー」は、いつまでも記憶に残る豚の血シーンとショッキングなラストシーンで、今なお記憶に強く焼き付いている作品です。

 これをリメイクするというのですから、大したチャレンジです。そこで、主役に人気若手女優クロエ・グレース・モレッツを起用しました。これが肝心なことです。ホラーとしての価値と、アイドル映画としての価値の2つを提供したのですから。

 そしてアイドル映画として成功しています。クロエちゃんが怯え、震え、はにかみ、叫び、怒りと、いろんな表情を見せてくれます。そしてプロムのドレス姿にスクール水着まで。
 ストーリーはキャリーに憐れみ同情の念を持ち、救ってあげたい気持ちにさせられる展開。これまたクロエなので、より一層そういう気持ちが強くなります。

 では、ホラー映画としては?冒頭の出産シーンに「ああホラーだ…」と身を固くします。狂気の母役を熱演したジュリアンに圧倒されます。でも、クロエちゃんが能力を研究し実践している場面を見ているうちに、何だかホラー感が薄れていきます。

 「ああ、これは”X-メン”だ…」そう思ってしまった自分の負け。もはや美少女が能力を覚醒するヒーロー物に感じてしまいました(TωT) ラストシーンも、X-メンにありそうな感じだったでしょ?

 多分、オリジナルにとてもとても強い印象が残っている世代である自分は、あの名作と場面を比べながら見てしまうんだと思います。やはり最初に見た方がインパクト強いしね。ホラーだから話も知っていては恐怖感が薄れるってものですよ。

 とはいえ、比べる楽しさと、クロエさんのがんばりを楽しむことができて満足です(*^▽^*)

 初めてキャリーという話に触れた方は、どう感じたのかな?インパクトを感じてもらえていたら何か嬉しいです。

★★★☆☆


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