ナルニア国物語：第１章ライオンと魔女

THE CHRONICLES OF NARNIA THE LION,THE WITCH AND THE WARDROBE　（２００６公開）

【監督】アンドリュー・アダムソン
【出演】ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、ジェームズ・マカヴォイ、ティルダ・スウィントン

【物語】
　第２次世界大戦のさなか、ペペンシー４兄弟は疎開のため、ロンドンを遠く離れた田舎町に預けられた。
　その屋敷の不思議な衣装ダンスの中に迷い込んだルーシー（ジョージー）。そこは真っ白な雪の世界。そこでルーシーは半神半獣のタムナスさんと出会い、友情をはぐくむ。

　戻ったルーシーの話を兄弟は誰も信じないが、ルーシーの後をつけたエドマンド（ケインズ）も、その世界に足を踏み入れた。エドマンドはそこで美しい女性と出会い、食べたこともない不思議なお菓子をもらい、心を奪われる。その美しい女性は言った。
「残りの兄弟も連れて、わたくしの城にいらっしゃい…」

　そして、ついに４兄弟とも、この不思議な世界ナルニア国に来る日がやってきた。

　ナルニア国には、“４兄弟が白い魔女からナルニアを救う”という言い伝えがあるという。
　ペペンシー兄弟は、ナルニアが待ち望む救世主となるのであろうか‥
　

【かえる先生のコメント】
　Ｃ．Ｓ．ルイスの傑作童話が映画化されました。
　宣伝の感じでは、子供向き映画かと思われましたが、いやいや大人も楽しめる映画でした。突然、勇者だと期待される苦悩。悪の誘惑、葛藤。
　そういう心理面の成長が丁寧に表現されていると思います。
　　　
　それから素晴らしいＣＧ。動物たちがしゃべるんですよ、違和感なく。ライオンのアスランは中でも最高。
　百獣の王の風格が出ています。アニマル好きのかえる先生は、ビーバーとかも可愛くて気に入りましたね。　

★★★★☆