悪魔が来りて笛を吹く

悪魔が来りて笛を吹く (1979公開)

【監督】
 斎藤光正
【出演】
 西田敏行、夏木勲、斎藤とも子、仲谷昇、池波志乃、宮内淳、鰐淵晴子、石浜朗、村松英子、小沢栄太郎

【物語】
 宝石店毒殺強盗事件“天銀堂事件”が起きた昭和22年。

 手配犯によく似た男として取り調べを受けたのは、子爵の椿英輔(仲谷)。アリバイが認められ釈放された英輔だったが、数日後に失踪。翌年、自殺遺体が発見された。謎の遺書「この家には悪魔がいる…」を遺して。

 金田一耕助(西田)は等々力警部(夏木)の依頼で、椿邸を訪れた。英輔の姿を見たと、英輔の妻あき子(鰐淵)がおびえるので、一家そろっての占いに立ち会って欲しいというのだ。

 砂を使った占いで浮かび上がったのは“火焔太鼓”の模様。椿家の者たちはみな息をのんでそれを見つめた。だれかがつぶやく「悪魔の紋章…」と。
 その夜、あき子の伯父、玉虫伯爵(小沢)が殺害された。

 英輔の影、フルートの旋律、そして悪魔の紋章…
 金田一の謎解きが始まる。


【かえる先生のコメント】
 たくさんの俳優が演じた金田一耕助。この映画の金田一は西田敏行。

 私が好きなのは、「犬神家の一族」、「悪魔の手鞠歌」、そしてこの話です。最も一番好きな金田一は古谷一行さんですが(;^_^A

 からくりのギミックになっているのはフルート。フルート奏者なら知っているはずの植村泰一さん自らが吹く「黄金のフルート」という曲が流れます。

 横溝正史の隣に住んでいた植村青年が、たまたま「ハンガリー田園幻想曲」(これもフルート吹きなら必ずチャレンジする曲ですね)を吹いていたのを聴いて、横溝氏は閃いたと言います。
 それから20数年、今回の映画化に当たって植村さん自らが演奏したのに因果を感じます。

 いまだに、このメロディはよく覚えています♪高校の定期演奏会のときに、私の薦めで先輩が演奏しました。


★★☆☆☆

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