ラスト・サバイバー

THE DOG STARS (2026公開)

【監督】
 リドリー・スコット
【出演】
 ジェイコブ・エロルディ、ジョシュ・ブローリン、マーガレット・クアリー、ガイ・ピアース

【物語】
 2035年、パンデミックにより10年で人間の社会は崩壊した。

 ヒッグ(ジェイコブ)は、愛犬ジャスパーを乗せデンバーの山奥からセスナ機で街に向かった。廃墟からガソリンや薬、食料を入手するためだ。途中一人の略奪者に襲われたが返り討ちにしとどめは刺さずに解放した。そして、懐かしの我が家を訪ね亡き妻との思い出にふける。 

 帰り道、モルモン教の隠れ里に寄って物資を提供する。ここには数十人の大人や子供たちが隠れ住んでいた。手を貸してくれるヒッグを村人たちはいつも歓迎してくれた。

 飛行中はいつも無線を確かめる。時々キャッチする音声に、ヒッグは希望を感じていた。 

 アジトに戻ると、バングリー(ジョシュ)が出迎える。彼は元軍人で、この拠点を守って生き延びることに執念を燃やしている。ヒッグはその相棒なのだ。バングリーは、口うるさい。「モルモン教徒は嫌いだ、深入りするな」とか、「無線の声はどうせ録音だろ」とか、「略奪者はとどめを刺せ、またこっちが殺られるぞ」とか。

 実際、2人の拠点にはたびたび略奪者がやって来る。2人はその偵察を欠かさず、これまで撃退してきたのだ。

 しかし、ある出来事が起こり、ヒッグはバングリーと離れる決意をする。あの無線の声を確かめるために…

【かえる先生のコメント】
 「アイ・アム・レジェンド」や「28日後」のような世界観。既知感のあるテーマですが、巨匠リドリー・スコット監督なので観てきました。

 まずは犬。原題は「おおいぬ座」なので、犬は重要でしょう。主人公にまとまわりつく愛らしい姿が演技とは思えない。とても可愛い。主人公はかつてプレスリー役を演じたそうですが、私は初の出会いとなります。なかなか好感のもてる男でした。
 そして「サブスタンス」で若い方を演じた女優が登場。美貌だけでなく演技でも評価を上げていきそうです。

 世界観の説明は少なめ。パンデミックだったそうですが生き残りは結構いるし、もう蔓延してなさそうなので、何であれほど荒廃したのか分かりません。10年であんなに荒れるかなあ…。まあ災害時に集団略奪が起きる国であればそうなるか…(^_^;
 後、略奪者は何?ゾンビではなさそうだけど、「北斗の拳」の雑魚のようになってるじゃん。ああ、そうか「マッドマックス2」も石油がないだけでああなっちゃったか(^_^;

 本作は、そういう設定には重きを置かず、主人公と周りの人間との交流ドラマ仕立てです。ん~リドリー・スコットらしさはどこにあるのかな?

 最後に一言、ジョシュ・ブローリンのような頼れるおっさんの言うことは聞くもんだぞ(*^ω^*)

★★★☆☆

コメント