12 YEARS A SLAVE (2014公開)

【監督】
スティーヴ・マックィーン
【出演】
キウェテル・イジョホー、マイケル・ファスベンダー、ルピタ・ニョンゴ、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、サラ・ポールソン、ブラッド・ピット、ポール・ジアマッティ
【物語】
1841年。妻と2人の子を持つ自由黒人のソロモン(キウェテル)は、ヴァイオリン奏者。ニューヨークで白人の友にも囲まれ、満ち足りた生活をしていた。
ワシントンでの興行に呼ばれ、無事に終えた祝宴の席。ソロモンは酔いつぶれた。朝目覚めると、何かがおかしい。
泊まっていたはずのホテルではなく、土間の狭い空間にいる。手足には鎖。
やってきた白人は、自分を奴隷と勘違いしている。必死で自分の素性を説明するが、自由証明書が無くなっている。いつまでも叫ぶソロモンは、鞭で打たれてしまった。
やがて、他の黒人といっしょに船に乗せられた。奴隷制の厳しい南部のニューオーリンズに連れて行かれるのだ。
奴隷商人によってプラットという名前を付けられたソロモンは、裸で奴隷市場に並ばされた。
そしてフォード(ベネディクト)という白人に買われることになった。
果たしてソロモンの運命は・・・・

【かえる先生のコメント】
2014アカデミー作品賞受賞。黒人差別・奴隷問題を描いた作品です。
見ていて、いたたまれない気持ちになる話です。首を吊らされるシーンの長いこと長いこと。それでも自由黒人なだけに、家族の元に戻るという希望を持ち続けることが、彼にとって忍耐の原動力になったのですね。
主人公は希望を持って生き抜けても、自由黒人ではない他の奴隷黒人たちはどうでしょう。同じ黒人でも差別があるというところが、さらに気分を重くします。助演女優賞を獲ったルピタさんは、その救いのない黒人の役を熱演していました。
白人の描写については、カンバーバッチ、ファスベンダー、ブラピと出てきますが、差がありました。黒人を人とも思ってない典型的な残虐行為が見られるし、虐待こそしていないが同列とは思ってないんだなとか。
ニューヨークの白人はとてもいい人そうでしたが、それも本当のところはどうなのかなあと思って見てました。
こういう歴史がある国は、よその国の歴史上の行為に文句の一つも言えないよなあ・・って感じました。
ところで、奴隷と言えば、クンタ・キンテに学びました。我らの世代はテレビシリーズ「ルーツ」が最も印象に残るところです。
★★★☆☆



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