THE IMMIGRANT (2014公開)

【監督】
ジェームズ・グレイ
【出演】
マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナー、アンジェラ・サラフィアン、エレーナ・ソロヴェイ、アントニ・コローネ
【物語】
1921年、戦火のポーランドから逃れてアメリカへと渡ったエヴァ(マリオン)とマグダ(アンジェラ)の姉妹。
エリス島の移民管理局で、妹は咳込んでいるのを見つけられ隔離棟に連れて行かれた。エヴァも、移民船で起こした騒動のせいで除外対象となった。
「自分には身元保証の叔母がニューヨークに住んでいる」と訴えるも、管理員は住所を書いたメモを見て「そんな住所は存在しない」と却下した。
途方に暮れるエヴァに目をとめたのはブルーノ(ホアキン)という男だった。彼は、自分を移民相談員だと名乗り、管理員に裏金を握らせてエヴァを連れ出した。
行く当てのないエヴァに「寝泊まりできる場所がある」と連れて行ったのは、アパートの一室だった。そこには1組の母娘がいた。不審に思うエヴァだったが、疲れ果てて眠りに落ちた。
翌日、ブルーノは自分は興業主だと正体を明かした。酒場で、手品やダンスや寸劇のショーを開いているのだ。ブルーノは、エヴァのように行く当てのない女性を何人も側に置いて、その酒場で働かせていたのだ。
しかし、彼の本当の狙いは、ショーを見て踊り子に目をとめた客に売春を斡旋することだった。
妹の治療、そして身請けのために大金が必要なエヴァは・・・

【かえる先生のコメント】
原題のImmigrantとは、移民のことを指します。本作はフィクションではありますが、実際に起きていたであろう歴史の陰の話です。
舞台の一つにエリス島が出てきます。ヨーロッパからの移民は、船でやってくると必ずここに寄港します。新天地へのスタートとなる“希望の島”であり、入国を認められず家族と離れ離れになる“嘆きの島”でもあります。
物語中で、管理員が「手持ちのお金はいくらある?」と尋ね、主人公がないと答えると「お前のような者は生活保護費をせしめるに違いない」と、冷徹に彼女を除外対象とします。とりあえず入国させてあげて働きを見てあげてよと思います。でも、日本でも外国人労働者の生活保護費問題は地方自治体にとって切実な問題となる都市があり、なかなか難しい判断だと思いました。
主人公は、フランス女優のマリオン。この美しい女性を奈落に落とすのはホアキン・フェニックス。こういう憎たらしい役の方が彼にはぴったりですwww
外国の映画で、100年ほど前の時代を題材にした映画を最近よく見ますが、今回も建物とか通りとか古びた感じで驚きます。あれはセットを作るのか、CGなのか…。もしかして映画村のような場所があるのかwww
★★☆☆☆



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