PACIFIC RIM (2013公開)

【監督】
ギレルモ・デル・トロ
【出演】
チャーリー・ハナム、菊地凛子、イドリス・エルバ、チャーリー・デイ、ロブ・カジンスキー、マックス・マーティーニ、ロン・パールマン、バーン・ゴーマン、芦田愛菜
【物語】
突如太平洋海底から出現した“怪獣”
上陸し街を破壊する怪獣を、各国の軍隊が何とか撃退した。しかし、怪獣の出現はその後も続いたのだ。
環太平洋諸国は、人型巨大兵器“イェーガー”を開発した。2人の人間の脳をシンクロし、マシンを動かすのだ。数十体のイェーガーの活躍で怪獣退治は順調に為されていた。
ところが、怪獣の出現率が少しずつ高まり、前よりも巨大化してきた。イェーガーが苦戦し敗戦するケースも増えた。アメリカの英雄的なイェーガーパイロットであるローリー(チャーリー)兄弟も、進化し強力になった怪獣の前に敗れ去った。
各国政府は、イェーガーよりも防護壁を作り沿岸で撃退する道を選び、イェーガー予算は防護壁の完成までとされてしまった。
そんな中、スタッカー司令官(イドリス)は、香港の基地に各国の生き残ったイェーガーとパイロットを集めた。傷心のローリーも、スタッカーの召集に応じた。
スタッカーには秘策があった。それは、海底にある怪獣の出現場所を破壊すること。
オーストラリアのハンセン親子の乗るイェーガーを中心とし、中国の三つ子、ロシアの夫婦、そしてローリーにも新たなペアを作り、3体のイェーガーで周りを固めるのだ。
果たしてスタッカーの策は成功し、人類を怪獣から守ることが出来るのか…

【かえる先生のコメント】
日本が誇る怪獣・ロボット文化をこよなく愛する外国人が、本気で作った怪獣映画。
まずは、特撮にビックリ。ウルトラマンと何が違うかって、街の破壊シーンのリアルさ。ウルトラマンと怪獣が戦うシーンは周りがミニチェアであることがバレバレだし、戦隊もののCGもリアル感は感じません。しかし、この映画はすごい。崩れていくビルディングやその中の家具など細部まで再現しています。
さらに、日本と特に違うのは、汚れ感ではないでしょうか?ピカピカの筐体ではなく、泥や海水がついていて油汚れも見えるロボット。そこに人が生活をしていた感じのする基地など、ハリウッドは技術がすごいなあとため息が出ました。
設定も日本人好み。苦悩する主人公の再生。イェーガーパイロットだけでなく、おかしな科学者2名の活躍。また,「トランスフォーマー」だと、どっちがいい方のロボットか判別しにくかったり、動きが高速すぎてついていけなかったりしますが、怪獣対ロボットの構図は見る人にも優しい。
操縦法は、コクピットで人間が動くと、それに応じた動きをするんです。これは「ジャンボーグA」!。知ってる人が周りにいないのが残念。
パンフレットもよく出来ています。全てのイェーガーと怪獣の解説があり豪華です。
芦田愛菜ちゃんハリウッド映画進出!泣きの演技が世界レベルとなりました。かつて松田聖子がちらっと出たようなレベルではなく、きちんとストーリーに関連して出演しています。
ウルトラマン、マジンガーZと共に育った怪獣ロボット大好き人間は見ておくといいでしょう。
日本でこそ、こういう映画が出来たら素晴らしいのになあ…
★★★★☆



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