SF/ボディ・スナッチャー

INVASION OF THE BODY SNATCHERS (1979公開)

【監督】
 フィリップ・カウフマン
【出演】
 ドナルド・サザーランド、レナード・ニモイ、ブルック・アダムス、ジェフ・ゴールドブラム、ドン・シーゲル

【物語】
 雨のサンフランシスコ。雨と共に密かに降ってきたのはゼリー状の何か。それは植物に寄生し、謎の花を咲かせた。

 その花を何となく摘んで家に持ち帰ったのは、衛生局で働くエリザベス(ブルック)。翌朝、同居中の彼氏ジェフリーの様子がおかしいことに気付く。普段郵便物も取りに行かずバスケに夢中の彼氏が、朝早くからスーツを着てゴミ出しをし、楽しみにしていたバスケ決勝戦も観に行かないと言い出す。無口になり態度もよそよそしい。

 エリザベスは上司のマシュー(ドナルド)に相談する。「変な話するけど、ジェフリーが別人なの」マシューは「浮気とかゲイ転向とか、支持政党の変化とか…精神科を紹介しようか?」と言う。

 そのマシューは、クリーニング屋に行くと店主に呼ばれ「あんた医者だったか?俺の女房が変なんだ。あいつは別人だ」と言われた。不安を感じ、エリザベスに電話するが通じない。
 夕方になって姿を現したエリザベスは、彼氏の後をずっとつけていたと報告する。「何人もの知らない人たちと会っていて何かを渡していた。それだけじゃない、町の人たちにも違和感を感じるの。まるで一晩で町が変わったみたい」

 マシューは精神科医キブナー(ニモイ)の出版パーティーにエリザベスを連れて行く。キブナーは「今日一日で6人も同じ話をしている。よくあることだ」と諭すのであった。
 ちょうどそのパーティーに来ていたマシューの友人ジャック(ジェフ)は、自分の店に帰ると得体の知れない人型の物を発見し驚く。すぐにマシューを呼び出し相談する。

 マシューもこれを見て驚き、エリザベスに警告の電話を入れるが、電話が通じない。

 果たして、この町で何が起こっているのか… 

【かえる先生のコメント】
 宇宙人による侵略にあたるSFジャンルの作品です。原作小説「盗まれた街」の二度目の映画化ということで、1956年ドン・シーゲル監督の「ボディ・スナッチャー恐怖の街」が初作になります。

 侵略と言ってもドンパチするわけでなく、気付かれないように事を為していきます。こういう静かな侵略のお話は、主人公だけが気付いているのに周りに信じて貰えない展開が定番ですね。

 宇宙人としましたが、正しくは宇宙から来たゼリー状生命体です。それが植物に寄生し、その宇宙植物が寝ている人間をツルで覆って情報を手に入れ、サヤの中で複製人間を作ります。一晩で完成し、元の人間は粉々になってしまう感じです。

 サンフランシスコは数日でほとんどの人間が入れ替わっており、主人公ら4人が事態を知ってからはひたすら逃げるお話です。彼らが人類を救うようなお話ではなく、サバイバルな展開でした。

 主人公が衛生局員という設定で、登場時にレストランでいちゃもんをつけるので印象が悪いです。そしてヒロインは可愛いんだけど、彼氏もちなのになぜかこの主人公と深い仲を感じさせて違和感があります。
 さらに友人のジェフ・ゴールドブラムと精神科医のスポック博士(ニモイ)が変人で共感できない。もうちょっと、応援したくなる人物設定にしてもらいたいところです(^_^;

 ラストシーンは有名ですね♪見たことあるかも(^^)

※お家鑑賞(評価なし)※


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