青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない (2026公開)

【監督】
増井壮一
【出演】
石川界人、瀬戸麻沙美、石見舞菜香、種﨑敦美、久保ユリカ、水瀬いのり
【物語】
“思春期症候群”による数々の異変を解決してきた咲太(石川)。残すは、霧島透子の件だけだ。
謎に包まれたネットシンガー霧島透子の正体が桜島麻衣(瀬戸)ではないかという憶測がネット中に広まっていた。これは「#夢見た」、夢見たことが現実になるという現象のせいによる。桜島麻衣が霧島透子だと名乗る夢を、大衆が見ているのだ。これを麻衣自身が否定することで事態は解決するであろう。
咲太は、恋人である麻衣のコンサート会場に向かった。しかし、麻衣はこう言った。「霧島透子の正体は私です!」
公演後、麻衣に問い質す咲太。しかし麻衣は「事務所に口止めされてたのよ」と返す。何かがおかしい。
家に戻ると、妹のかえで(久保)が出迎える。ん?かえで?一時期人格乖離を起こし、解決と共に消えたかえでが戻っている?
そこへ花楓から電話が入り、今日から春休み中は父母宅へ泊まると言う。かえでもいるし花楓もいる…
その後、頼みの双葉も卯月も様子がおかしい。途方に暮れる咲太の前に現れたのは牧乃原翔子(水瀬)だった。翔子は言う。「咲太さん、透子さんのところへ案内します」
2人が向かったのは静岡県牧之原だった。果たして本物の霧島透子はどんな人物なのか…

【かえる先生のコメント】
ライトノベル原作。アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」シリーズの最終回です。題名で誤解されそうですが、いやらしさは無くSFファンタジー的な内容。NHK少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」のようなジュブナイルに近いです。
とはいえ、本作はアニメシリーズと映画版の全てを鑑賞していないとさっぱり分からないタイプの映画です。ご注意を。
TV放送された「サンタクロースの夢は見ない」の続きとなっています。こういうテレビでやってたのに最終回は映画っていう商業は上手ですね。謎が気になっていたので映画館まで行くことになりました(釣られました)(^_^;
霧島透子の正体は予想通り。そうなった原因も分かってすっきり。思春期症候群解決の鍵となるエピソードも良かったですね。こういう胸ジンがあるので、この作品に惹かれています。
そしてきちんとした最終回となっていて、連続物の終わりに感じる、あの妙な充足感を感じることができました。
本シリーズは、いじめ、不登校、仲間との距離感、友情と恋の狭間、親との確執、SNSなどの、思春期ならではの悩みを取り上げてきました。それをSFちっくに盛り上げ、咲太くんの助けを借りながらも、最終的に悩んでいた本人が乗り越えていく素晴らしいストーリーでした。
★★★☆☆


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